「好き」より「嫌い」が多い人です。
「○○だけはイヤ」の「○○」の数が多いのです。(多かったら~だけという表現の使い方が正しくない)
逆に、「好き」がなくても「嫌い」が少ない、ほとんどない人は一つ、一か所の職業、職場に収まれる人です。あるいは、「好き」が強烈でこれしかない!と一点に絞れる人も、職探しは難しくないでしょう。ちなみに、「好き」「嫌い」に当てはまることは、例えば接客 製造 調理 教育 事務 運送 医療 介護 ・・・などです。
なるほど?って思いませんか(´・ω・)?
「好き」であって、「得意」である必要はないと私は考えます。世の中、得意な人ばかりでどの業種も成り立っているわけでもないでしょう。みんながみんなスペシャリストである必要はないのです。
「好き」であるなら、「嫌いに」なるほどの、失態、失敗はしていないと考えられないでしょう。余程酷く苦情が殺到するくらいのスキルでない限り、「好き」で勤める意思がある人をむやみやたらに解雇することはないです。(会社が潰れない限り・・)。
業務内容より、職場の人間関係にストレスを感じ、離職を考える場合もあるでしょう。その仕事が「好き」なら、同じ業種の職場を探せばいいと考えます。
しかし、一見簡単な解決法に思えるのですが、なかなかそうはいかないでしょう。同じ業種だと、同じような人間が集まり、職場の組織図も似ていることが多いのです。結局同じようなストレスを感じ、職場を転々と変えてしまう恐れもあります。
職種よりも、人間関係につまずく人の方が、職探しが困難かもしれません。どの職場にもその職場の人間関係があり、何かしらあるものです。そもそも、なんで職場の人間関係にストレスを感じるのでしょうか?それは「嫌い」な人、行為があるからです。○○する人は嫌い、○○する人と何て一緒の職場に居たくない、同じ空気を吸いたくない・・・ほら、やっぱり。「嫌い」が原因なのです。
パワハラやセクハラがある職場を好きになったり、受け入れたりする必要はないので、その職場は速攻辞めると良いでしょう。
人間関係にいつもストレスを感じるのであれば、人間関係が一切ない仕事を探すのも方法です。例えば、ポスティングやダ〇キンなどの委託業、仕分け作業、製造業。そういうと、「歩くのはイヤなので」「家を訪問するのはイヤです」「肉体労働はちょっと」「製造?難しくてできない(=イヤ)ので」・・・ほら、やっぱり。「嫌い」が原因で、選択できない。
人間関係を避けるなら、その分職種は限られてきます。その中で選ぶしかないのに、また、「イヤだから」選ばない。
「嫌いなもの」が多いと選べる仕事がなくなっていくのです。だから、「職が見つからない」のです。
こういう人に限って
「私の向いてる仕事は何ですか?」
「私の天職は何ですか?」
「どんな仕事なら成功しますか?」など、寝言を言ってきます。
「どの仕事も向いてないんじゃないの?」
「働くこと自体、向いてないのですよ」
そうはっきり言いたいところです。が、そうもいきません。その人の性質、能力を見て、合いそうな職種は伝えるようにしています。ただ、その職業で成功を収めるとか、順風満帆の人生を送れるという保証はしません。あくまで「適職」です。
しかし、不景気なのか人手不足なのか、好きな仕事でも労働環境が悪く、そうなると人間関係も悪くて、離職したい気持ちになることもあるでしょう。そこは、少しでも「マシな」職場を探してある程度は、妥協しましょう。
何回も転職をすると、就職先が見つかりにくくなるのはお分かりでしょう。あんまり転職が多いと「この人はどこへ行っても勤続できない」「ウチの会社に来てもすぐ辞めるんじゃないか?」と採用に難色を示される可能性が高くなりますから。
しかし、企業の組織や人間関係の煩わしさから「逃げる」ために、起業を考えてはいけません。「会社勤めが嫌だから」で勤まるほど起業は簡単でありません。起業はその業務が「好き」で経営が「好き」な人がやって成功するのです(成功しない人もいるかも・・)。ただイヤなことから逃げてきた人が勝てる見込みはありません。
もともと「できる」「やれてる」個人事業主の人もいるでしょう。その人の持って生まれた才覚です。若い時から目が出せるのは相当の能力と強運の持ち主です。
あるいは、会社勤めで培ってきたスキルを活かして独立する場合もあるでしょう。
「会社勤めは、仕事はきついし、人間関係も嫌だし、給料安いしやってられません」
「私に起業の才能ありますかね?」
「あるわけないでしょう」(即答)
才能がある人は、その歳まで路頭に迷っていませんよ・・・。
才能がある人は必ず開花しています。開花するタイミングを占いで教えたりしますが、ある歳にふと目覚める才能なんてありません。「大器晩成型」と言って下積みが長いけれど遅くに開花する人はいますが、あなたはその下積みがないでしょうと言いたい。確かに脱サラして起業して成功する場合もありますが、大抵は「磨いてきたスキル・得てきた経験」を生かしてのことなのです。
しかし、ストレスから逃れるために、「会社員よりストレスなしで儲かる」ビジネスに目が行く人は多くいると思います。「自分は人より能力がある。しかし会社では認められない。起業したら成功するかも!俺ならできる!」・・こういった人を「食い物」にする起業ビジネスがいかに多いか(;^ω^)起業自体、悪いことではないのですけどね。ただ、成功したがっている起業の素人の数より、それをサポートすると銘打った企業の数の方が、きっと多いはず・・。
「イヤなことから逃げて、(楽して)儲けたい」それは、誰もが奥底にはある人間の弱みです。その弱みに付け込んだビジネスが世の中にどれだけ多いことでしょうか・・。
人間、楽しようとして嫌なことから逃げると、ろくな目に遭いません。気を付けましょう。
話は大分それましたが・・・。
嫌いなものが多い人は、得なことがないんでしょうね。
嫌いなものがあっても、格段に好きなことがある人はまだ救われます。こういう極端な感情の持ち主も、数百人に一人はいるものです。好きで、得意で、群を抜いて優れていれば、その職種に固定できます。
でも大体の人は、そんな好きなことも得意なこともなく(あっても仕事にできる内容でないとか・・)「イヤじゃない」仕事を探そうとしているものです。
その「イヤじゃない」仕事を探すのは、「好きな」仕事を探すより、100倍難しいのです。
「イヤじゃない」仕事を探している人は、次から次と「イヤなこと」を探します。「あれもイヤ、これもイヤ・・」お気付きのように、行き止まります。そして占いに来て「何に向いていますか?」「いい仕事見つかりますか?」と聞いてくるのです(;'∀')
「考え方を変えないと、永久に見つかりませんよ」そう言います。
「考え方を変える?」どう変えるのでしょう?
「イヤじゃない」仕事を探すから、見つからないので、その逆のことをすればいいのです。
「好きな」仕事を探すのです。
「好きな仕事なんてない」・・チーン。あなたができる仕事はこの世にありません。
「好きな」仕事が何か、探すのです。自分自身で。
占いで教えろ、と言う人もいます。「何言ってるの?自分の人生でしょう?」と突っ込みたくなります。
仕事も職場も、自分に合ったモノを探すのを他人に委ねるとは人生が終わっています。まるで、恋人を探してくれというようなものです。
「誰を好きか誰とうまくいくかわからないから、自分で探せません。いい人を見つけてください」と言っているのと同じです。
占いはそこまで親切ではありません。ヒントは与えても、見つけるのは自分自身です。
それでも見つからないなら、「求人がある仕事」で「イヤ」と言わずやるしかない。
「好きな」仕事はない、でも「嫌な」仕事はたくさんある・・・。普通に考えてみてください。職は見つからないでしょう。
「好き」を生かすか、「嫌い」を殺すか、それしか手段はないのです。
働かないで生きていけるなら、無理して働くこともないんですけどね。しかし、働かないと生きていけないという人は、そう肝に銘じるといいでしょう。
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